智慧の世界へ イエス・キリスト編4 ~義人となる道

また、第二の試練を勝利されて神の宮としての人格を築かれたイエス・キリストは、「義のために迫害されてきた人たちは、さいわいである、天国は彼らのものである」と語られ、神様の願われる義人になることの重要性を説かれました:

自分のために、虫が食い、
さびがつく地上に、宝をたくわえてはならない。
むしろ自分のため、虫も食わず、
さびもつくこともない天に、宝をたくわえなさい。

地上に財産を蓄えるのではなく、天、すなわち霊界に宝を蓄えなさい。地上にある財産は、虫が食い、さびつき、消え去ってしまい、肉体もやがて死んで朽ち果ててしまう。天、霊界にまで持っていくことのできる宝は、霊魂、心だけである。だから霊魂、心を磨き、神様の願われる義人となるために天に宝を蓄えなければならないという意味です。

では、天に蓄える宝とはどのような宝なのでしょうか? ソクラテスは霊魂を清めるために、「徳-自分の能力を他の人のために役に立てる」ことの重要性を訴えました。また、孔子は「仁-他の人を尊重する」を説き、釈尊は「慈悲-他の人に、喜びを与え、他の人の苦しみを取り去る」を説かれました。そしてイエス・キリストは「愛-自分がして欲しいと思うことを、他の人にしなさい」という教えを広められたのです。結局、天、霊界では、「徳」「仁」「慈悲」「愛」が宝であり、それらはすべて「他の人のために生きる」ことの重要性説いています。そのような尊い心を持った義人になることが、天に宝を蓄えるということなのです。

イエス・キリスト編5 ~万物の霊長としての人間の価値

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